2020年11月27日 / 最終更新日時 : 2020年11月27日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 農村復興に尽力し、その仕法と思想は社会に広く浸透した、二宮尊徳 没落した家を再興 かつて日本全国あちこち小学校の校庭には、二宮尊徳の銅像が見られたものである。薪を背負い、本を読みながら歩く姿。刻苦勉励の象徴であった。 二宮尊徳(幼名、金次郎)は、江戸時代中期、天明7年(1787)に […]
2020年11月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 江戸時代の読本作者、滝沢馬琴は緑内障で失明したが書き続け、奇書『南総里見八犬伝』を完成させた 29歳のとき戯作家を生業として生きることを決意 『南総里見八犬伝』は、室町時代後期を舞台に、安房国里見家の姫、伏姫と神犬八房の因縁によって誕生した八人の若武者(八犬士)が主人公として活躍する長編伝奇小説で、江戸時代の戯 […]
2020年11月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月20日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 浴衣や下駄を好み、箸で刺身やお茶漬けを食べ、日本を愛した小泉八雲は欧米型の病気、心筋梗塞で急死 日本に興味を抱き、来日し、英語の講師に 小泉八雲は、雪女や耳なし芳一などの日本の怪談を再話したことで、今も広く知られている。小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーンは、1850年6月、イギリスの軍医、チャールズ・ブ […]
2020年11月17日 / 最終更新日時 : 2020年11月17日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 貴族政治の終焉を早めた藤原道長の糖尿病は、権力にとりつかれた者の病だった 9世紀、天皇親政が終わり、藤原氏摂関政治がはじまる 延歴13年(794)、桓武天皇は都を平安京に遷した。この平安京遷都後、律令制度の立て直しが行われたが成功せず、9世紀後半には藤原氏による摂関政治が始まった。天皇親政の […]
2020年11月11日 / 最終更新日時 : 2020年11月11日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 痛風の激痛を精神力で克服しようとした、哲学者カント 虚弱児で、「苦しい、つらい、息ができない、だるい、死にたい」が口癖だった 近代哲学の祖、観念論哲学の祖といわれるイマヌエル・カント(1724~1804年)は、生まれつき虚弱で、胸は扁平、やせこけていて、脊柱側弯の気味が […]
2020年11月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月4日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 性的妄想が生んだ『未完成交響曲』 シューベルト「未完成交響楽」を未完成に終わらせたのは梅毒だった。 幼少の頃から天才ぶりを発揮 シューベルトの音楽は何よりメロデイが美しいことで知られている。オーストリアの天才音楽家フランツ・シューベルトは1797年、ウィーン郊外のリヒテンタールで生まれた。幼いころから父親にバイオリン […]