2020年9月25日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 関節リウマチの痛みに苦しんだ、万葉歌人で遣唐使の山上憶良 滅亡の百済から戦火を逃れて日本へ渡来 「銀も金も玉もなにせむに優れる宝子にしかめやも」 あまりにも有名なこの歌を詠んだのは、万葉歌人の代表的な1人の山上憶良(斉明天皇6=660年~天平5年=733年頃)である。 憶良は […]
2020年9月18日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 元寇の国難に一身をもって立ち向かい過労死した北条時宗 数え18で鎌倉幕府の執権に 北条時宗は、建長3年(1251)、鎌倉幕府5代執権北条時頼と、北条重時の娘との間に生まれ、幼少より時頼の後継者となるべく育てられた。 源頼朝が建てた鎌倉幕府は、頼朝による独裁政権で、北条時政 […]
2020年9月14日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 87歳で『昆虫記』を完成させたファーブル。91歳で尿毒症に死す 生涯を通して昆虫を研究 不朽の名作『ファーブル昆虫記』の執筆者として歴史に名が残るジャン・アンリ・ファーブルは、1823年に南フランスの貧農の家に生まれ、幼少のころより昆虫に親しんだ。 苦学した末、師範学校を出た後に教 […]
2020年9月7日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 心臓病発作を生活改善に努めて乗り越え、2期職務を全うした、アイゼンハワー大統領 1952年、20年ぶりに共和党政権を実現 第34代米国大統領、ドワイト・D・アイゼンハワーは、1890年にテキサス州デニソンで生まれた。陸軍士官学校を卒業し、陸軍に入った。アメリカの第2次世界大戦参戦後はヨーロッパ侵攻作 […]
2020年8月30日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - ニーチェに『ツァラトゥストラはかく語りき』を書かせたのは梅毒脳による狂気だったか ベストセラーとなった、『超訳ニーチェの言葉』 2010年頃から、わが国でニーチェの本が人気になった。その火付け役となったのが『超訳ニーチェの言葉』で百万部を超す大ベストセラーとなった。 難解なニーチェの本が売れたのは、ニ […]
2020年8月27日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 抱月と須磨子の愛を突如終わらせたスペイン風邪 新劇運動の指導者、島村抱月 日本における新劇運動の指導者である島村抱月は、明治4年(1871)に島根県で生まれた。早稲田大学の前身である東京専門学校で坪内逍遙の指導を受け、その影響から文学や美学に興味を持つようになった。 […]
2020年8月24日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 兄弟を殺し武家政権を樹立した源頼朝~猜疑心の源は脳梗塞だった 公家の政治が終わり、武家が台頭。源氏と平氏が覇権を争う 藤原家による摂関政治は道長の時代に最盛期を迎え、やがて衰退していった。きっかけとなったのが治暦4年(1068)、王統統一の流れの中で後三条天皇が即位したことにあった […]
2020年8月5日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 正岡子規が脊椎カリエスにならなかったら、政治家として日本を動かしたかもしれない 22歳のときに喀血、政治家への夢を断たれる 司馬遼太郎氏の『坂の上の雲』は、維新を経て近代国家の仲間入りをしたばかりの明治の日本を描いた歴史小説であるが、第1巻は正岡子規と秋山真之など青雲の志を抱いた青年たちを活写した青 […]
2020年7月7日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 西洋の新大陸征服に大きな役割を果たしたのは、今は絶滅した天然痘だった(3) コロンブスの新大陸発見とともに天然痘も流入 スペイン人の新大陸侵略によってインカ帝国もアステカ帝国も滅亡したが、スペイン人とともに天然痘が侵入し、このウイルスに免疫のないインディオの民を次々と斃したのだった。 北米大陸で […]
2020年6月23日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 西洋の新大陸征服に大きな役割を果たしたのは、今は絶滅した天然痘だった(2) スペイン軍によって滅亡したインカ帝国 ヨーロッパ人によるアメリカ新大陸侵略の歴史のもっとも劇的な瞬間は、スペイン人によるインカ帝国滅亡であつた。スペインの武力の前になすすべもなくインカの人々は殺され、滅亡させられたと歴史 […]