2020年6月10日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 西洋の新大陸征服に大きな役割を果たしたのは、今は絶滅した天然痘だった(1) 新大陸侵攻の先兵、スペイン軍の上陸とともに天然痘が持ち込まれた 15世紀から17世紀前半にかけて、ポルトガル、スペインを中心とするヨーロッパ諸国が地球規模の遠洋航海を実施。新航路・新大陸を発見し、積極的な海外進出を行った […]
2020年5月15日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 胃潰瘍が国民的作家、漱石の『明暗』を未完にさせた(3/3) 処方された風邪薬(咳止め薬)にアスピリンが入っていた 漱石は亡くなった翌日、病理解剖が行われ、「胃潰瘍からの大量出血による失血死」と認められた。こんにちでは、胃潰瘍の発症にはヘリコバクター・ピロリという細菌が原因の場合が […]
2020年5月14日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 胃潰瘍が国民的作家、漱石の『明暗』を未完にさせた(2/3) 世に修善寺大患と言われる大吐血 当時の胃潰瘍の治療法は、硝酸銀を服用し、コンニャクでおなかを温めるぐらいしかなかった。 漱石は長与胃腸病院を退院した後の明治43年8月6日、弟子の松根東洋城に連れられた伊豆修善寺温泉へ行っ […]
2020年4月22日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 胃潰瘍が国民的作家、漱石の『明暗』を未完にさせた(1/3) 年をとるごとに病気がちに 明治を代表する国民的作家の夏目漱石は、慶応3年(1867)に名主夏目小兵衛の5男として江戸の牛込で生まれた。本名を金之助といい、数え2歳のときに塩原昌之助の養子となり幼年期を浅草で送った。 10 […]
2020年4月7日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 東大寺の大仏を建立させた天然痘への恐怖 和銅3年(710)、天智天皇の皇女、元明天皇(43代)は中国・唐の都長安をモデルにして奈良に都をつくった。平城京遷都で、歴史区分上の奈良時代の始まりであった。遷都には藤原不比等が重要な役割を果たした。 神亀元年(724) […]
2020年1月16日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 米大統領の任期二期八年を慣習化したジョージ・ワシントンの入れ歯 アメリカ合衆国の初代大統領、ジョージ・ワシントンは、17世紀中葉にバージニアへ移住したイギリス系の4代目として生まれた。16歳の頃より測量技師として活躍し、その間、広大な土地を購入し、大農園主となった。 1754年に民兵 […]
2019年5月7日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - チャーチルの躁うつがナチス・ドイツから英国を守らせた!? イギリスの政治家、ウィンストン・チャーチル(1874~1965年)は、第1次世界大戦では海相、軍需相、陸相などを歴任。第2次世界大戦勃発とともに海相となり、さらに1940年に挙国一致内閣を組織して首相となった。 チャーチ […]
2019年5月7日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 太宰治の繊細な名作はADHD(注意欠陥・多動症)の賜だった 明治42(1909)年に青森県下有数の大地主の子に生まれた作家太宰治は、『人間失格』『ヴィヨンの妻』『津軽』『走れメロス』『晩年』『富嶽百景』など数多くの名作を世に出した。 感じやすく、傷つきやすい繊細な神経、自虐性、道 […]