2022年7月28日 / 最終更新日時 : 2022年7月28日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - プーチンと朝青龍、似ていると思わない? かたや、世界を騒がせている、ロシアの大統領・プーチン。こなた、かつて相撲協会を騒がせた元横綱・朝青龍。 この二人の顔は似ている、と思う。似ていることが面白いのか、そう思うことが面白いのか、自分でもわからないが、やっぱり、 […]
2022年7月26日 / 最終更新日時 : 2022年7月26日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - はい、ひがしくん、ひがしまるしょうゆ 中学のときの国語担当は瓜生という三十半ばの男の教師だった。 ある日の授業。瓜生先生が、ぼくを指さして、突然、 「はい、ひがしくん、ひがしまるしょうゆ!」 ぼくは国語はできたほうで、割合によく当てられた。瓜生先生は、背は高 […]
2022年7月22日 / 最終更新日時 : 2022年7月22日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 親のお使い、話しかけられて記憶が飛ぶ まだ幼い子供は、親に言われたことも忘れてしまうものだが、とくに記憶が飛びやすい子供がいる。 近所の一歳下の男の子、みっちゃんがそうだった。このみっちゃんは、「はまみっちゃん」とも呼ばれることもあった。それは西ゲ浜という近 […]
2022年7月20日 / 最終更新日時 : 2022年7月20日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【雨のにおい】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 最寄り駅の駅前のロータリーに差しかかったとき、男子高校生が四、五人、走ってきたら、そのうちの一人が「雨のにおいがする。急げーっ」と叫んだ。 と、空は急にかき曇ってきて、すぐに雨がぽつぽつと降り始めた。 雨が降ると「雨のに […]
2022年7月12日 / 最終更新日時 : 2022年7月12日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 貝汁食べて、首がかゆうて、かゆうて、たまらん 四、五歳の頃、六月になるとある日の午前中、近隣住民がいっせいに貝掘りに行ったものだった。きれいな砂浜で、アサリを掘る。“やさら”という小型の巻き貝もとれた。数㎜しかない、子供のエビやタコもいて、その小ささを喜んだ。ちなみ […]
2022年7月7日 / 最終更新日時 : 2022年7月7日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 下肢を上行する血液、上腕を下行するニコチン 朝起きて部屋の中を歩くと、ふくらはぎを静脈血が上行する。なんて、気持ちがいいのだろう。ふくらはぎが軽い。 コーヒーを飲んでから散歩に出かけ、歩いていると同じように心臓に戻る静脈血がふくらはぎを上に流れるのが実感でき、心地 […]
2022年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年7月5日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 海に流した子猫の鳴き声が今も脳裏にこだまする 小一のときだったと思う。 ある日、祖父に連れられて浜へ産まれたばかりの子猫を捨てにいった。 母猫は、チョロという名前で、子供を五匹産んだ。そのうち一匹を残し、四匹を処分することになったのだろう。 産まれたばかりの猫五匹を […]
2022年6月30日 / 最終更新日時 : 2022年6月30日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 水難の相、女難の相 当たったのは水難の相だった 周防大島に離れて住んでいる祖父が時々、島で有名な神様なのか拝み屋さんなのかに、子供・孫たちの運勢を見てもらってくれていた。中学二年の冬だったか。祖父がぼくたちの住んでいる下関に来て、母とぼくに […]
2022年6月28日 / 最終更新日時 : 2022年6月28日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - すれ違いざまに「こんにちは」疾風のごとく去って行く 住まいの近くを歩いていると、歩道を向こうからかなりのスピードを出した自転車が二台、三台、四台とやってきて、すれ違いざまに、「こんにちは!」。ヘルメットをかぶった若い白人の女性たちが、頭を下げる。そして、疾風のごとく去って […]
2022年6月23日 / 最終更新日時 : 2022年6月23日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 七歳までは神のうち 先祖の位牌に、知らない名前がある。 曾祖父の子供で、「幼光童女」とある。(実際に書かれている「幼」の字は、つくりが「刀」で、漢字辞典で調べたら、幼の別字体のようである)亡くなった日は、明治二十年二月十三日。 この子供のこ […]