2021年10月19日 / 最終更新日時 : 2021年12月17日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【犬の川端歩き(いぬのかわばたあるき)】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 現代日本の街ではほとんど見られなくなったが、かつては、野良犬がエサを探してうろついているのを見かけたものである。たいした収穫はないのだろう、飢えているように見える犬もいれば、うなだれているように見える犬もいた。 こういう […]
2021年10月15日 / 最終更新日時 : 2021年12月17日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【日本一の言い甲斐(がい)なし】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 「言ひ甲斐なし」は、「言い甲斐ない」の古語で、『古語大辞典』には次の三つの解釈が挙げられている。 1、言うだけの価値がない。言ってもむだである。 2、取るに足りない。つまらない。 3、力がない。いくじがない。ふがいない。 […]
2021年10月12日 / 最終更新日時 : 2021年12月17日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【泣く子と地頭(じとう)には勝てない】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 「泣く子と地頭には勝てぬ」は日本の諺。 地頭は、平安、鎌倉時代、荘園の管理をした者。いくら言っても聞きわけなく泣く子と、無理無体に税を取り立て横暴をきわめる地頭には勝てない。正しい道理を説いてもとても効き目のないことをた […]
2021年10月5日 / 最終更新日時 : 2021年12月17日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【馬齢(ばれい)を重ねる】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 馬齢は、文字どおり馬の年齢であり、犬馬の齢もいうが、自分の年齢を謙遜していう語でもあり、こちらの意味でよく用いられてきた。 「年齢のわりにはこれといって成果をあげることができなかったとして、自分の年齢をへりくだっていう語 […]
2021年9月28日 / 最終更新日時 : 2021年9月28日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【軽い返事に重い腰】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 この諺、現代ではまったく消えたのではないだろうか。しかし、この諺を知らない人が初めて聞いても、おおよその意味はわかるだろう。 「軽い返事に重い腰」の意味はそのままで、 「はいはい、ただいま」と返事はいいのに、実際はなかな […]
2021年9月21日 / 最終更新日時 : 2021年12月17日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【手許不如意(てもとふにょい)です】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 「手許」は、「生計をたてるための金。また、暮らし向き」の意味。「不如意」は、「意の如くならず」の意味で、「手許不如意」は「経済的に苦しいこと、また、そのさま」「思い通りにならないこと、また、そのさま」を表す。 手許不如意 […]
2021年9月14日 / 最終更新日時 : 2021年9月14日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - ドイツ人医師・ベルツに日本初のがん告知を受けた、明治の元勲・岩倉具視 幕末から明治政府へ、表舞台で、また裏で重要な役割を果たす 岩倉具視は幕末・明治初期の公卿出身の政治家。文政8年(1825)、権中納言堀川康親の子として生まれ、13歳で岩倉家の養子となった。29歳で孝明天皇の侍従に出世する […]
2021年9月8日 / 最終更新日時 : 2021年9月8日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【それでは私の気がすみません】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 現代日本のあいさつ、社交言葉の中で頻用されているのが「どうも(どーも)」と「すみません」の二つであることは、誰も異議を唱えないだろう。 「すみません」は、「申し訳ない」「ごめんなさい」「ありがとう」「ちょっと失礼」「悪い […]
2021年8月31日 / 最終更新日時 : 2021年8月31日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【明日は明日の風が吹く】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 昭和の大スター、石原裕次郎さんの昭和三十三年(一九五八)公開映画に『明日は明日の風が吹く』があった。同名の主題歌はビッグヒットとはならなかったが、同時代を生きた人たちの中には裕次郎ファンでなくても覚えている人は少なくない […]
2021年8月24日 / 最終更新日時 : 2021年8月24日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【お加減いかがですか】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 病気をわずらっている友人や知人に、その後の様子をうかがうとき、「体、どう」というが、ぞんざいな感は否めない。「病気、どう」では、病人の心にあまりにも無頓着というもの。 病気をわずらっている人は、病名を直裁的に口にしたくな […]