2023年12月13日 / 最終更新日時 : 2023年12月13日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - バランスよく食べると、バランスよく癌になる 國頭英夫医師はがん専門医として長年診療に携わってきたが、他方で書き手として現代の医療のあり方に提言をし続けている。里見清の筆名で『偽善の医療』『「人生百年」という不幸』『医学の勝利が国家を滅ぼす』など(いずれも、新潮新書 […]
2023年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年9月6日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 保養のために散歩した西洋人、それを不思議がった日本人 織田信長の時代に来日したポルトガルのイエズス会宣教師・フロイスの「ヨーロッパ文化と日本文化」に次の一文がある。 ──われわれは散歩を、大きな保養で健康によく、気晴らしになるものと考えている。日本人は全然散歩をしない。むし […]
2022年10月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月27日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - アメリカ人は肉を食べるために走る 一九七〇代後半のアメリカ、ジョギング、ランニングがブームになった。一九七七年、『奇蹟のランニング』という本が出版され、著者は健康法としてのランニングを提唱。これがきっかけでランニングが大流行したのだった。 ところが、その […]
2022年10月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月11日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 虫垂炎で急死。双葉山に再度勝つ機会は失われた、横綱玉錦 昭和の大横綱といえば真っ先に名前が上がるのは六十九連勝という不滅の大記録を持つ双葉山だが、双葉山時代の到来前、最強力士は玉錦三右衛門だった。 大相撲の歴史を振り返ると、江戸時代に江戸相撲が花開いたが、大阪相撲や京都相撲も […]
2022年9月27日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 最強の民間療法は、断トツで尿療法 かつて健康雑誌で取材・執筆をしていたが、ほとんどが民間療法に関してであり、自分で行うも療法だった。 当時、親しい編集者がこう言ったのを覚えている。 「なんといっても、いちばんすごいのは尿療法ですよね。効果は図抜けています […]
2022年9月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月8日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 一生に一度飲むだけで脳卒中で絶対に倒れない法 今から二十年近く前、「一生に一度飲むだけで脳卒中で絶対に倒れない法」と大書されたチラシが都内の盛り場で出回り、話題になったことがあった。 当時、定期的に仕事をしていた健康雑誌の編集者がそのチラシを入手していて、コピーをく […]
2022年8月9日 / 最終更新日時 : 2022年8月9日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 小食と少食、どちらが正しい表記? 「食べる量が少ない」意の言葉「しょうしょく」を辞書で調べると、「小食・少食」の見出しが立っている。二つの漢字表記が並立している。今の辞書はだいたいそうなっている。 本来は「小食」が正しく、「少食」は存在しなかった。辞書の […]
2021年9月14日 / 最終更新日時 : 2021年9月14日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - ドイツ人医師・ベルツに日本初のがん告知を受けた、明治の元勲・岩倉具視 幕末から明治政府へ、表舞台で、また裏で重要な役割を果たす 岩倉具視は幕末・明治初期の公卿出身の政治家。文政8年(1825)、権中納言堀川康親の子として生まれ、13歳で岩倉家の養子となった。29歳で孝明天皇の侍従に出世する […]
2021年8月24日 / 最終更新日時 : 2021年8月24日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【お加減いかがですか】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 病気をわずらっている友人や知人に、その後の様子をうかがうとき、「体、どう」というが、ぞんざいな感は否めない。「病気、どう」では、病人の心にあまりにも無頓着というもの。 病気をわずらっている人は、病名を直裁的に口にしたくな […]
2021年8月5日 / 最終更新日時 : 2021年8月5日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 脚気の予防食で勝ち取った日露戦争の勝利 江戸中期以降、都市部で多発するようになった奇病、脚気 脚気は江戸時代の中期から江戸や大坂、京都など都市部で見られるようになった。それまではほとんどなかった奇病であった。脚気は最初足に症状が出ることから、この名が中国でつ […]