2021年10月5日 / 最終更新日時 : 2021年12月17日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【馬齢(ばれい)を重ねる】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 馬齢は、文字どおり馬の年齢であり、犬馬の齢もいうが、自分の年齢を謙遜していう語でもあり、こちらの意味でよく用いられてきた。 「年齢のわりにはこれといって成果をあげることができなかったとして、自分の年齢をへりくだっていう語 […]
2021年9月28日 / 最終更新日時 : 2021年9月28日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【軽い返事に重い腰】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 この諺、現代ではまったく消えたのではないだろうか。しかし、この諺を知らない人が初めて聞いても、おおよその意味はわかるだろう。 「軽い返事に重い腰」の意味はそのままで、 「はいはい、ただいま」と返事はいいのに、実際はなかな […]
2021年9月21日 / 最終更新日時 : 2021年12月17日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【手許不如意(てもとふにょい)です】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 「手許」は、「生計をたてるための金。また、暮らし向き」の意味。「不如意」は、「意の如くならず」の意味で、「手許不如意」は「経済的に苦しいこと、また、そのさま」「思い通りにならないこと、また、そのさま」を表す。 手許不如意 […]
2021年9月8日 / 最終更新日時 : 2021年9月8日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【それでは私の気がすみません】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 現代日本のあいさつ、社交言葉の中で頻用されているのが「どうも(どーも)」と「すみません」の二つであることは、誰も異議を唱えないだろう。 「すみません」は、「申し訳ない」「ごめんなさい」「ありがとう」「ちょっと失礼」「悪い […]
2021年8月31日 / 最終更新日時 : 2021年8月31日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【明日は明日の風が吹く】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 昭和の大スター、石原裕次郎さんの昭和三十三年(一九五八)公開映画に『明日は明日の風が吹く』があった。同名の主題歌はビッグヒットとはならなかったが、同時代を生きた人たちの中には裕次郎ファンでなくても覚えている人は少なくない […]
2021年8月24日 / 最終更新日時 : 2021年8月24日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【お加減いかがですか】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 病気をわずらっている友人や知人に、その後の様子をうかがうとき、「体、どう」というが、ぞんざいな感は否めない。「病気、どう」では、病人の心にあまりにも無頓着というもの。 病気をわずらっている人は、病名を直裁的に口にしたくな […]
2021年8月18日 / 最終更新日時 : 2021年8月18日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【適当にみつくろって】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 馴染みの飲食店で、まずはビールを頼み、 「おつまみは何にしましょうか」と聞かれ、 「うん。適当にみつくろって」と答える。いかにも、おとなの感じがする。 「みつくろう」には、「適当に選んでととのえる」という意味がある。この […]
2021年8月10日 / 最終更新日時 : 2021年8月10日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【来たか長さん待ってたほい】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 現代では、ドリフターズの加藤茶が、ギャグとしてこの言葉を頻用していたので、耳に残っている人もいるだろう。リーダーのいかりや長介の「長さん」が現れると、かとちゃんがすかさず、「来たかチョーさん、待ってたホイ」と声をかける。 […]
2021年8月3日 / 最終更新日時 : 2021年8月3日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【お気持ちだけいただきます】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 人の好意を断るのは難しいものである。どのように断るか、断り方が難しい。下手に断ると、相手を傷つけるし、場合によっては憤慨させることもある。 こういうとき、日本語には重宝な言い方がある。 お気持ちだけいただきます。 お気持 […]
2021年7月27日 / 最終更新日時 : 2021年7月27日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【鹿島立ち(かしまだち)】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 鹿島立ち(かしまだち)は、「旅行に出発すること。旅立ち。門出」の意味である。 鹿島は茨城県鹿島町にある鹿島神宮のこと。「鹿島立」の語源は、天孫降臨のときに、鹿島・香取の二神がまず先に行き、葦原の中つ国を平定したことにより […]