2021年6月4日 / 最終更新日時 : 2021年6月4日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【ご機嫌いかがですか】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 昭和の歌謡曲に、三橋美智也の『ご機嫌さんよ達者かね』というヒット曲があった。この歌の詩は母親からの手紙の文言と、それに対する息子の気持ちで構成されている。冒頭が、「ご機嫌さんよ 達者かね」の母のあいさつで始まり、「おれら […]
2021年6月3日 / 最終更新日時 : 2021年6月3日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【つつがなく】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 「つつがなく(つつがなし)」の「つつが」は病気、わずらいのことで、主に「つつがなし(い)」という否定形で用いられる。 「つつがない(つつがなし)」は、「病気・災難などがなく日を送る。平穏無事であること」をいう。『語源大辞 […]
2021年6月2日 / 最終更新日時 : 2021年6月2日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【お口に合いますかどうか】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 飲食物がおいしいかどうかには、材料が新鮮とか上等などの客観的な基準もあるが、もうひとつ、口に合うかどうかがある。嗜好に合うかどうか。どんなに上等の食材であっても、その食材自体が嫌いなら、それは口に合わないということである […]
2021年6月1日 / 最終更新日時 : 2021年6月1日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【とりあえずビール】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 この言葉はかつて全国的に使われたが、始まりはいつ頃だったのだろうか。昭和の高度成長期、三十年代後半から四十年代前半にかけてだっただろうか。 経済の高度成長期にあって、日本人にとってビールは日本酒と並び日常的に飲めるポピュ […]
2021年5月31日 / 最終更新日時 : 2021年5月31日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【一見(いちげん)】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 「一見(いちげん)」は、料理屋や旅館などで、馴染みではなく初めての客を言う。 高級な店では「一見」の客を断ることがある。「すみませんが、うちは一見さんはお断りしています」などという。 一方、一見客相手の商売もある。 「う […]
2021年5月28日 / 最終更新日時 : 2021年5月28日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【待宵(まつよい)】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 「待宵(まつよい)」には二つの意味がある。一つは、「翌一五日の宵を待つ」意で、「陰暦八月十四日の夜」のこと。小望月ともいう。昔の人は、この言葉ができるほどに十五夜を待ったのだろうか。 もう一つは、「来るはずの人を待つ宵」 […]
2021年5月27日 / 最終更新日時 : 2021年5月27日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【ありのすさび】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 「あり」は「有り、在り」で、古語の「あり」には、「存在する(ある、いる)」「生き長らえる、生存する、住む」「居合わせる」「時が経過する」などいろいろな意味がある。「ありのすさび」という場合の「あり」は「在り」で、ここでは […]
2021年5月25日 / 最終更新日時 : 2021年5月25日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【お変わりありませんか】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 あなた 変わりはないですか 日ごと 寒さがつのります 都はるみさんのヒット曲『北の宿から』(作詞・阿久悠 作曲・小林亜星)の冒頭である。この後、 着てはもらえぬ セーターを 寒さこらえて 編んでます と続く。 日本人の手 […]
2021年5月24日 / 最終更新日時 : 2021年5月24日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【怒るで、しかし】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 戦後昭和の半ばすぎ、漫才で天才をとったといわれた、やすしきよしのコンビの横山やすしさんのお決まりのセリフである。 きよしさんのツッコミを受けて、やすしさんが、「怒るで、しかし」と応じる。「しかし」と接続詞でつなぐから、聞 […]
2021年5月21日 / 最終更新日時 : 2021年5月21日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【馬鹿も休み休み言いなさい】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 最近はこの言葉の意味がわかっていない人がいるようである。 上司に「馬鹿も休み休み言いなさい」と言われた若い部下は、「馬鹿なことを休み休み言うように」指示、命令されたと思ったというのである。 この場合の「言え」は反語で、「 […]