2020年9月14日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 87歳で『昆虫記』を完成させたファーブル。91歳で尿毒症に死す 生涯を通して昆虫を研究 不朽の名作『ファーブル昆虫記』の執筆者として歴史に名が残るジャン・アンリ・ファーブルは、1823年に南フランスの貧農の家に生まれ、幼少のころより昆虫に親しんだ。 苦学した末、師範学校を出た後に教 […]
2020年9月7日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 心臓病発作を生活改善に努めて乗り越え、2期職務を全うした、アイゼンハワー大統領 1952年、20年ぶりに共和党政権を実現 第34代米国大統領、ドワイト・D・アイゼンハワーは、1890年にテキサス州デニソンで生まれた。陸軍士官学校を卒業し、陸軍に入った。アメリカの第2次世界大戦参戦後はヨーロッパ侵攻作 […]
2020年8月30日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - ニーチェに『ツァラトゥストラはかく語りき』を書かせたのは梅毒脳による狂気だったか ベストセラーとなった、『超訳ニーチェの言葉』 2010年頃から、わが国でニーチェの本が人気になった。その火付け役となったのが『超訳ニーチェの言葉』で百万部を超す大ベストセラーとなった。 難解なニーチェの本が売れたのは、ニ […]
2020年8月27日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 抱月と須磨子の愛を突如終わらせたスペイン風邪 新劇運動の指導者、島村抱月 日本における新劇運動の指導者である島村抱月は、明治4年(1871)に島根県で生まれた。早稲田大学の前身である東京専門学校で坪内逍遙の指導を受け、その影響から文学や美学に興味を持つようになった。 […]
2020年8月24日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 兄弟を殺し武家政権を樹立した源頼朝~猜疑心の源は脳梗塞だった 公家の政治が終わり、武家が台頭。源氏と平氏が覇権を争う 藤原家による摂関政治は道長の時代に最盛期を迎え、やがて衰退していった。きっかけとなったのが治暦4年(1068)、王統統一の流れの中で後三条天皇が即位したことにあった […]
2020年8月5日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 正岡子規が脊椎カリエスにならなかったら、政治家として日本を動かしたかもしれない 22歳のときに喀血、政治家への夢を断たれる 司馬遼太郎氏の『坂の上の雲』は、維新を経て近代国家の仲間入りをしたばかりの明治の日本を描いた歴史小説であるが、第1巻は正岡子規と秋山真之など青雲の志を抱いた青年たちを活写した青 […]
2020年5月15日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 胃潰瘍が国民的作家、漱石の『明暗』を未完にさせた(3/3) 処方された風邪薬(咳止め薬)にアスピリンが入っていた 漱石は亡くなった翌日、病理解剖が行われ、「胃潰瘍からの大量出血による失血死」と認められた。こんにちでは、胃潰瘍の発症にはヘリコバクター・ピロリという細菌が原因の場合が […]
2020年5月14日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 胃潰瘍が国民的作家、漱石の『明暗』を未完にさせた(2/3) 世に修善寺大患と言われる大吐血 当時の胃潰瘍の治療法は、硝酸銀を服用し、コンニャクでおなかを温めるぐらいしかなかった。 漱石は長与胃腸病院を退院した後の明治43年8月6日、弟子の松根東洋城に連れられた伊豆修善寺温泉へ行っ […]
2020年4月22日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 胃潰瘍が国民的作家、漱石の『明暗』を未完にさせた(1/3) 年をとるごとに病気がちに 明治を代表する国民的作家の夏目漱石は、慶応3年(1867)に名主夏目小兵衛の5男として江戸の牛込で生まれた。本名を金之助といい、数え2歳のときに塩原昌之助の養子となり幼年期を浅草で送った。 10 […]
2020年1月16日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 米大統領の任期二期八年を慣習化したジョージ・ワシントンの入れ歯 アメリカ合衆国の初代大統領、ジョージ・ワシントンは、17世紀中葉にバージニアへ移住したイギリス系の4代目として生まれた。16歳の頃より測量技師として活躍し、その間、広大な土地を購入し、大農園主となった。 1754年に民兵 […]