2023年11月29日 / 最終更新日時 : 2023年11月29日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 「ビールでももらおうか!」と言ってみたい 就寝前、枕元にあった吉行淳之介が編集した『娼婦小説集』を何気なく手に取り、和田初恵の『おまんが紅』に目を通していたところ、遊郭の客が相方の部屋から降りてきて、「お茶でももらおうか」という場面に目が留まった。 この「○○○ […]
2023年2月9日 / 最終更新日時 : 2023年2月9日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - 割り箸の使い方にも作法があった 割り箸にはかつて、作法があった。居酒屋や立ち食いそば屋での話である。 箸を使うとき、口の端に箸の裂く側ではないほうをくわえ、利き手で箸の先端近くを開くように外に引っ張る。すると、パチンとかパキッとか、音がして箸が二つに割 […]
2021年8月18日 / 最終更新日時 : 2021年8月18日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【適当にみつくろって】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 馴染みの飲食店で、まずはビールを頼み、 「おつまみは何にしましょうか」と聞かれ、 「うん。適当にみつくろって」と答える。いかにも、おとなの感じがする。 「みつくろう」には、「適当に選んでととのえる」という意味がある。この […]
2021年6月24日 / 最終更新日時 : 2021年6月24日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【角打ち(かくうち)】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 「角打ち」という言葉がポピュラーになり始めたのは、バブル経済がはじけてからだろうか。今や、居酒屋や立ち飲みの記事やガイドブックでは「角打ち」がかならず載っている。 「角打ち」は本来、酒屋の店頭でコップ酒を飲むことをいう。 […]
2021年6月1日 / 最終更新日時 : 2021年6月1日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【とりあえずビール】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 この言葉はかつて全国的に使われたが、始まりはいつ頃だったのだろうか。昭和の高度成長期、三十年代後半から四十年代前半にかけてだっただろうか。 経済の高度成長期にあって、日本人にとってビールは日本酒と並び日常的に飲めるポピュ […]
2021年4月26日 / 最終更新日時 : 2021年4月26日 higashiadmin 東 雑記帳 東 雑記帳 - スリのおじさん 昭和44年(1969)の夏、30歳代半ばとおぼしきスリの人と知り合いになった。西武新宿線のある駅のホームの椅子に座っていると、その男が話しかけてきたのだった。 そのとき、どういうやりとりがあったか覚えていないが、高田馬場 […]