2022年11月16日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【勘弁してください】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 よしもと新喜劇のお決まりの一場面。 やくざ役の池野めだかが、屋台のおでん屋に嫌がらせをして、ゆすり、たかりをしようとする。 そこへ、看板役者の奥目の岡八郎が登場。めだかの狼藉を止めようとすると、めだかは殴りかかる。しかし […]
2022年10月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【恥も外聞もない】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 普段から意識し、心しておきたい言葉である。 自分のことはわきへ置いてのことであるが、「恥も外聞もない」人が増えてきた。それとともに、この言葉を見聞きすることはめっきり減ってきた。社会の空気が、こういう言葉を使いづらくさせ […]
2022年7月20日 / 最終更新日時 : 2022年7月20日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【雨のにおい】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 最寄り駅の駅前のロータリーに差しかかったとき、男子高校生が四、五人、走ってきたら、そのうちの一人が「雨のにおいがする。急げーっ」と叫んだ。 と、空は急にかき曇ってきて、すぐに雨がぽつぽつと降り始めた。 雨が降ると「雨のに […]
2022年6月14日 / 最終更新日時 : 2022年6月14日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【これどこからの旅ですか】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 この言葉は幸田文さんの『幸田文 旅の手帖』(幸田文著・青木玉編 平凡社)収載の『旅』と題した随筆に出てくる。 「むかし常識として、家庭内で教えられたことでいまもう通用しなくなっているものはたくさんある。何もみな世につれて […]
2022年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年6月9日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【ごゆるりと】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 あるメーカーのメディア向けセミナーに出席したおりのこと。セミナーは昼前に終わったが、司会進行を務めていた女性がこういった。 「皆様に当○○ホテルのサンドイッチをご用意しておりますので、お召し上がりください。この会場は一時 […]
2022年5月24日 / 最終更新日時 : 2022年5月24日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【旅のお方(たびのおかた)】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 今から二十六、七年前のこと。大阪、近鉄電車、かつて藤井寺球場があった藤井寺に取材で行ったことがあった。 仕事を済ませるとちょうど昼の時分時、藤井寺駅近くにある、昔ながらの蕎麦屋さんに入った。 温い蕎麦を食べて、女将さんら […]
2022年5月10日 / 最終更新日時 : 2022年5月10日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【鼻の下が暇がない(はなのしたがひまがない)】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 この表現は、『国語慣用句大辞典』(白石大二編 東京堂出版)に収載されている。面白い。「鼻の下がひまがない」は、次のように説明されている。 口が絶えず動いている。食物を時を欠かさず食べる。口がしゃべり通しである。 そして、 […]
2022年4月26日 / 最終更新日時 : 2022年4月26日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【虫のせい】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 森本哲郎著『日本語 裏と表』(新潮文庫)に次のようにある。 日本人の身体のなかには虫が棲んでいるらしい。しかし、どんな虫なのか、だれも見た者はいない。正体不明なのだが、とにかく、身体の一定の場所にじっとひそんでいて、何か […]
2022年4月19日 / 最終更新日時 : 2022年4月19日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【なまじかけるな薄情け(うすなさけ)】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 若い頃、遊び人風の人が近づいてきたので、なんとなく親しくなって、一晩アパートに泊めたところ、半ば居着いてしまい、難儀したことがあった。 別の話。お人好しの友だちに彼女ができた。うらやましので、「いいなあ」といったら、 「 […]
2022年3月8日 / 最終更新日時 : 2022年3月8日 higashiadmin 情緒あふれる言葉 【花も実もある(はなもみもある)】- 現代に使いたい日本人の感情、情緒あふれる言葉 花と実は「果実」で、「はなみ」と「かじつ」の二つの読みがある。 「はなみ」は、「花と実」「名と実(じつ)」の二つの意味がある。一方、「かじつ」 は「花と実」の意味の他、歌論用語として、「外観と実質。表現と内容」の意味があ […]